名探偵プリキュア!第三話は「みんなおいでよ!キュアット探偵事務所!」。あんなとみくるが探偵事務所をきれいにして、本格的に探偵業務を始める準備を行う回でした。前回まで同様、脚本的にあまり良い出来という印象はなく、細かいことを突っ込んでもなあと思ってしまう回でした。一応、特に気になった部分をいくつか書いていこうと思います。
アバン、何もない
まずアバン、すっからかんでした。一応、あんなとみくる二人が事務所を掃除するんだということはわかりましたが、もうちょっと深みがほしかったです。例えば事務所を開いて探偵業を始めるんだということとか(ここって説明無かったですよね?)、あるいはインテリアを揃えて可愛くしようというのをもっと前面に押し出して、一緒に買い物に行こうという流れにして見ている人のわくわく感を引き出すのもよかったと思います。はたまた、伏線としてあんなの感情をちらっと見せることをすれば全体に一本筋が通って深みが出たかもしれません。
アバンは視聴者を引きつけたり、一話全体の方向性を示す重要なシーンのはずですが、雑で適当に済ませてしまっているのがとてももったいないと感じました。

全く面白くない推理パート
推理パートでは店内にいた4人が集められました。しかし猫を撫でていた人は、本当に猫を撫でていただけでした。この人いります?外国人の人もある程度関わりがありましたが、犯人として疑う余地は一瞬で消えました。
見ていても探偵二人に全然感情移入できません。何に違和感を感じたりピンときたりしているのか、全くついていけません。探偵たちは事件を解いているのですが、視聴者としては「6枚そろってる」とか「植物」などのセリフや描写から犯人がどう勘違いしているのかという謎を解いている気分でした。率直に言うと、わかりづらかった。
まあいろいろありますが、総じて推理パートが全然面白くなかったです。子供はこれを見て、何をどう楽しむ想定なんでしょうか。前回も思いましたが、本当に、おしりたんていを見習ってほしい。

あんなが最初の依頼人というアイディア
最後のこのアイディアは結構良かったと思います。一応Aパートであんなの感情を描いたことも伏線として効いています(これくらいでも良いなと相対的に思ってしまうのが寂しいですが)。

と思ってエンディング明け。


いや、最初はあんなじゃないんかーーーい!!
まあ、別の回との兼ね合いなのでこういうことが起こってしまうのもわからなくはないんですが、いち視聴者としては残念ですよね。これで次回、「やっぱり最初の依頼者はあんなじゃなかった」みたいな流れだったらすごいですけどね。
まとめ
今回も推理パートは面白くないし、戦闘は感動もなく淡々と終わるし、見ていてつらい回でした。去年はこれくらいで脱落しましたが、今年はどうなるか。わんだふるが神がかっていたのでどうしても期待が高くなってしまうのはよくないかもしれません。二ヶ月に一回くらいはまともな回があるといいな。
脚本: 村山 功
演出: 岩井隆央
作画監督: 沼田 広/フランシス・カネダ/ノエル・アンニョヌエボ
美術: 戸杉奈津子
絵コンテ: 佐々木憲世