キミとアイドルプリキュア♪第4話の感想:良い雰囲気を醸しつつ深そうで深くないそこそこの回

キミプリ第4話は「レジェンドアイドル!?響カイト」。レジェンドアイドルである響カイトと出会う話でした。

キミプリにしてはしっかりした回でしたね(失礼)。話もこんがらがることなくすっきりしていて、絵や動きなども良い回でした。

もう少し伏線(?)は欲しかった

今回の話は響カイトのすごさを目の当たりにしたうたが、最初はすねていたものの、最後には素直にすごさを認めるという話でした。

そう考えたときにもう少しこうなってほしいなと思うポイントがいくつか感じられました。

まず、すねていたというところ。カイトが手伝ってくれてうまく行ったのなら、普通に考えたら嬉しいという感情が来る気がします。そうではなくカイトのすごさを目の当たりにしてすねるという感情に行くのであれば、そのためにもう少し準備がほしかったです。例えば、一緒にやるとなる前にうたが自信満々でいるとか、カイトに教えてやろうと上から目線でいるとか、そういうところをもっと強調されていると、カイトがすごいからすねるという感情の動きに対して視聴者としてもしっくりきたのでは無いかと思います。

次に、カイトのすごさの根拠やそこからの学びがあるとよかったのかなと。例えばウエイターの件も、役作りの一環でありながら本気で取り組んだからこそウエイターとしての実力がついたということなのでは無いかと思います。それくらい本気で仕事に取り組んでいるという学びに繋がりますよね。また重要なポイントであろうと思われる「また会いたくなる人でいたい」というのも、カイトが口では言っていたもののそれがカイトの実際の行動にどう反映されているのかというところが描かれませんでした。

このあたりがうまくつなげられると、かなり説得力のある回になったのかなと思いました。

謎の海辺のシーン

最後にカイトが海辺で歌っていたところにうたが赴くシーン。なんとなく良い感じになっていましたが、考えてみるとよくわからないシーンでした。

重要なポイントとしてはうたがカイトに改めてありがとうと伝えられたというところに意味はありました。が、それ以外に特に意味はありませんでした。カイトに褒められて「また会いたくなりそう」と言われ、うたが嬉しがるというシーンもありましたが、あれはどんな意味があったのでしょうか。良いアイドルになる素質があるという表現でしょうか。といってもキュアアイドルは既に人気がありますし、今回の話もうたが「また会いたくなるようなアイドルになりたい」と思う回でもなかったので、なぜこれをここで入れてきたのかよくわかりませんでした。

ただ、良い雰囲気は出せていたと思います。

海がキラキラして逆光でなんだか良い雰囲気のカット

海がキラキラして逆光でなんだか良い雰囲気のカット

波に流される貝殻

何かの暗喩なのかよくわからないが波に流される貝殻

謎の「またお店行くね」と言うシーン

カイトが「また会いたくなる人」という話をしていて、それが重要そうな雰囲気を醸していました。そんな中で、マックランダーを倒した後にはもりが女性にクッキーを渡すシーンがあり、そこで女性が「またお店行くね」と言っていました。「また会いたくなる人」を大切にするアイドルと、「また行く」と言ってもらえるカフェという共通した構造をしていますね。

さて、表現上どういう意味が込められているんでしょうか。

クッキーを渡すはもり

クッキーを渡すはもり

また行くねと言う女性

また行くねと言う女性

あまり深く込められた意味もない気がするので、これ以上考えるのはやめておきます。

相変わらずセリフは多い

今回はだいぶマシでしたが、やはりまだまだセリフたっぷりに説明感が強いですね。シリーズ構成の方の方針だったりするんでしょうかね。

よくないことが多かったことをセリフで説明するシーン

よくないことが多かったことをセリフで説明するシーン

カフェが良かったことをセリフで説明するシーン

カフェが良かったことをセリフで説明するシーン

ギャグがちょっと面白かった

今作は一話からちょっとしたギャグを入れ込んできていますね。あまり面白くないですが。今回もいろいろ入れていました。ちょっと面白かったです。

カイトのまぶしさを反射するトレイ

カイトのまぶしさを反射するトレイ

また両親が店を開けるまでの流れをコミカルにスピード感を持って説明しきったというのは良いポイントだと思います。

パスタを買いに行く父と、父に財布を渡しに行く母と妹

パスタを買いに行く父と、父に財布を渡しに行く母と妹

感動するレベルではないですが、キミプリにしてはちゃんと面白い一言。

助けられた蓮じいちゃんの一言

助けられた蓮じいちゃんの一言

戦闘が工夫されていた

今回は初の2人での戦闘でしたが、それを活かしてちゃんと2人で協力して戦えていました。

アイドルとウインクでの協力プレー

アイドルとウインクでの協力プレー

また、今作で地味に推されているクリームソーダがマックランダーになったわけですが、クリームソーダであることを存分に活かした攻撃がされていてそこも面白いポイントでした。

ソーダを使った攻撃

ソーダを使った攻撃

アイスクリームを使った攻撃

アイスクリームを使った攻撃

さくらんぼを使った攻撃

さくらんぼを使った攻撃

なながかわいい

なながプリキュア仲間になって初の回でした。これから徐々にななのキャラが作られていくところかと思いますが、その初回として結構いろいろな表情を見せてくれました。意外と面白いキャラをしていて(させられていて)個人的にとてもグッドポイントでした。今後シリーズが続く中で(メタな意味で)どう成長していくのか楽しみです。

垂れ目&上目遣いのなな

垂れ目&上目遣いのなな

耳打ちするなな

耳打ちするなな

カイトの対応力に驚くなな

カイトの対応力に驚くなな

驚きながらもちゃんと手を止めないなな

驚きながらもちゃんと手を止めないなな

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さいごに

どうしても悪いところばかり書いてしまいますが、今作はキャラがかわいくて変身や必殺技も魅力的ですし、そもそもアニメは脚本上の巧みさや深さだけが全てではありません。今回も結構面白かった思います。

あくまで一つの視点からの見え方を提供しているだけで、キミプリを悪く言いたいわけではないということを改めてお伝えします。

ちなみに、前回の第3話はあまりにもつまらなかったので感想を書く気になれませんでした。そういう回もありますね。

脚本:井上亜樹子

演出:手塚江美

作画監督:爲我井克美、沼田 広

美術:中林由貴

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