新シリーズ「キミとアイドルプリキュア」が始まりました。略称は「キミプリ」とのことです。さすがに 「アイ」ドル「プリ」キュアから取るわけではないようです(笑)
さて、一話ということで毎年期待して見るわけですが、今回は残念ながらちょっと気になる点が多かったです。
注意
本記事(本ブログ)は批判的な観点での感想が多く、読まれた方はネガティブな印象を持たれるかもしれません。ただし、この回や作品全体を悪く言うつもりはありませんし、実際私はキミプリを楽しく見ています。ネガティブな感想が苦手な方は読まないことをおすすめします。
前半はとにかくつまらなかった
早速悪口ですみません。
前半は大半がアイドルプリキュアを探すという話でした。ただ探すと言ってもプリキュアとはどんなものなのかわからないし、なぜ探さないといけないか納得感が無いままで、視聴者としてはちょっと置いてけぼりだった気がします。
例えば、探し始めた当初うたは「プリキュアというアイドル」を探すようになっていました。視聴者からしたら明らかに「勘違い」なのですが、その勘違いが生まれたような描写もはっきり無く、こいつは何をやっているんだ、という印象でした。
途中でようやく「アイドルプリキュアってなに?」という話になりましたが、結局抽象的でよくわからないものの、うただけは納得してどんどんと進んでいきます。しかも、話しかける相手は赤ちゃんや着ぐるみや猫です。これらがうたにとってのキラッキランランだということでしょうか。キラッキランランとは何かという新たな謎が生まれてしまい、余計によくわからなくなりました。

セリフの多さが気になる
「うれしい」とか「元気になる」とか、気持ちを言葉で表すことが多いなと感じました。せっかくアニメなので絵や動きなどで表現がされているとよりよいのかなと思いました。
突然歌い出すうた
なぜ敵の前で歌い出したのか、最初は全くわかりませんでした。歌を歌うことで何があったから、どういうことを意図して歌うのか、という説明が事前に全くありませんでした。後になってから「敵に取り込まれた絵真さんを歌で元気にしたい」ということが言われていましたが、敵の前に出て歌うという行動があまりに非常識であるので、先に理由を示してもらうほうが違和感なく見られたかなと思います。

本編中でも何度も歌っていましたが、このメロディが裏拍が多いのでアカペラだと拍がわかりづらかったです。軽くBGMも合わせたほうがよかったりしないでしょうか。ただセリフと合わせる必要があるから難しいですかね。そうするともう少しシンプルでわかりやすいメロディがよかったのではないかと思います。
戦闘
わんぷりと違ってちゃんとバトルしてましたね。「絵真さんを返せー!」と何度も殴るなど、一話で初めてだからこそ戦闘に慣れていない部分もある描写は面白かったです。とはいえ、それ以外はかなり慣れた感じの動きも多く、一貫性は無いなと感じました。
また細かいですが、敵の攻撃を避けて後ろにジャンプしたのにその後の着地では敵の上に落ちてきたり、敵を蹴ったり殴ったりしているのにキュアアイドル自身は反作用で後ろに下がることがなかったり、そのあたりは見ていて少しそわそわするポイントでした。

変身や必殺技
変身はアイドルテーマだけあってかわいかったです。必殺技もライブという斬新な形で、最後の浄化もハートを力で押し付けるという面白い技でした。わんだふるがほわほわしてはっきりしない感じでしたが、それと比べてとてもよかったと思います。
モーニングのポイントがクリームソーダ
今回は家がカフェですね。そしてまさかのモーニング登場でしたが、東海圏出身の私としてはちょっと見過ごすことができない描写がありました。
モーニングって、ドリンクに(無料で)パンなどのセットがついてくるものですよね。よくあるのはパンやサラダやゆで卵など、作り置きのできるものかと思います。田舎だとうどんや茶碗蒸しなどもありますね。有料で注文できるモーニングセットなどでは、手間のかけた卵料理やソーセージなどがつくことも多いです。
と、まあモーニングの細かい内容はともかくとして、今回の話で「本日のモーニングのポイント」として言及されていたのが「キラッキランランなクリームソーダ」でした。いや、クリームソーダってドリンクとしてお客さんが注文するものではないでしょうか?

百歩譲ってドリンクにプラスしてクリームソーダがモーニングの一部として提供されているのかもしれませんが、絵真さんに渡したときに他のドリンクはありませんでしたし、普通に考えて水分取りすぎでツラいと思います。
別にクリームソーダである必要は無いと思いますし(子供にとってワクワクするものであるほうがいいとは思うものの)、もう少しモーニングセットにふさわしいものを本日のポイントとするのが自然ではないでしょうか。
細かい話ではあるものの、こういうところからリアリティのある作品作りがされると嬉しいです。
その他
- オープニングのキュアキュンキュンのビームに笑ってしまいました。一人だけ兵器感があるんですが。キュアキュンキュンはやたらアイドル慣れしている感があり、さらに妖精もついている(?)ようで、既にプリキュア(アイドル)として出てくるのでしょうか。強キャラ感のあるツンデレちびっこいいですね。そういうキャラが逆境にあって成長していく話も大好物です。今後の登場や展開が非常に楽しみです。
- デザインがちゃおの漫画みたいで目も大きくキラキラでしたね。プリキュアにしては珍しいような。
- 街を見下ろせるお気に入りの高台、人を暗い気持ちにして怪物を出す敵、妖精のデザインなど、なんだかいつぞやのハートキャッチなんとかを思い出しました。

まとめ
1つの話としては気になるところもいろいろあったものの、シリーズ全体の方向性などはとても良いなと思うので今後の展開に期待できそうです。来週からも早速楽しみですし、特にキュアキュンキュン(こころちゃん)の登場が既に楽しみすぎます。
脚本:加藤陽一
演出:今 千秋
作画監督:上田由希子
美術:陳 烔年